2012年7月11日水曜日

Assassin

 わたしは、ハンターのお供をするための犬種ではあるが、あくまでも回収がお役目のBetty。うちのパパも似たようなものである。ハンターとして生まれたのはEmilio、そしてママ。

ごきげんよう、みなさん。
最近EmilioはAoaoと寝ています。

 1ヶ月もブログを更新していなかったのは、ママがよれよれだったから。事務所の引っ越しは準備や実作業より、後の事務手続きが面倒くさい。ただでさえこの時期、お役所に提出するものも多く、そもそも事務作業に向いてないママには苦痛であった。

 本当に、いやなことがあると「じんましん」って出るんですねえ。

  
疲れていてもコストコには行くのです。
会社に差し入れです。

お釜と内蓋は洗浄中。
このすきに
あたまを差し入れてみました。

 家でも持ち帰った仕事のせいで、のんびりできなかったこの数か月。ようやく今日は、梅雨の中休み、完全OFFである。

 だからというわけではないけれど、昨日の夜はママがパパをお伴に作戦を実行に移した。

つらい役目である。
レイチェル・カーソン許してください。

 この暑い夜に長袖の服を重ね、タオルでほおかぶり。さらにフードをかぶってゴム手袋を装着。マスクはつけたけれど、ゴーグルを家に置いてきてしまった。決してパパの会社の新規事業ではない。

 実は、さつきドッグランのはじっこに、小さな蜂が巣を作り始めてしまったのだ。先日の草刈りで発見された。まだ5cm程度の小さい巣だけれど、けっこう働き蜂が集まっている。

 なぜか犬の鼻先の高さで、「ボールを追いかけて接近したりして、万が一のことがあったら危ない!」と心配する人が多い。基本的に蜂は益虫だと思うけれど、やはりここでは共存はできないんですね。

 ネットで調べて、夜間一族が巣に集まっている寝こみを襲うのがベストとわかった。こどものころ何度か蜂に刺されても大したことのなかったママが、立候補。


暗殺者です、こんばんは。
この姿、会社のみんなには見せられない。


 うちのパパは、数年前ママの実家で初めて蜂に刺されて、腕が腫れ上がって病院に駆け込んだ。蜂アレルギーなのだ。そこで車の中で待機。ヘッドライトで照らす係だ。

 「ごめんなさい!」って叫びながら噴射。おそらく一瞬で蜂の帝国は滅亡してしまったのでしょう。確認しようとして近づくと、懐中電灯の明かりを目指して飛んでくる虫の羽音が!蜂の反撃か?と絶叫するママ。それを車の中でじっと見ているパパ。笑い事じゃない。

 ハエや蚊を退治するのと違って、実にいやな気分だったそうです。ママも大人になったものです。
 
朝、巣の壊滅を確認して
薬剤散布につきこの場所注意!の張り紙を。

 明日からの雨で薬剤も流れてしまうでしょう。もう無慈悲な殺生はしたくないので、女王蜂のみなさん、ここはやめてください。

 それでも、家の中にハエや蚊が迷い込むと、Emilioと一緒になって仕留めようとするママは怖い。老眼でよく見えないママは、Emilioの視線と動きに助けられている。もちろん殺虫剤なんか使いません。うちわで叩き落すか、ティッシュで捕獲します。なんておぞましい連中でありましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿