2012年12月13日木曜日

Le Chat Botté

 吾輩は昨年パパがパリに出張したとき、突如高熱を出して、猫インターフェロンで命拾いしたEmilioである。ママの大騒ぎの記録はこちら

 さて、パパがパリから帰ってきた。10月にわずかホテル一泊の強行軍でよれよれになったパパだったが、今回はほんの少し時間の余裕があった。

 そこで去年も行ったWaaf & Miaouに。どうやら日本の人が経営しているらしい。パパは帰ってくるなり、お買いもの袋から自慢たらたら何を取り出しかというと・・・。


ベタでわかりやすい趣味のパパですわ。

 トリコロールカラーのレザーの首輪なんだな。赤いレザーのリードもね。お仕事うまくいってよかった、よかった、フランス万歳!ってことでしょう。かわいい50歳です。


おまけがついてました。
吾輩も食べられるかな。

 吾輩の分は?ってママが聞くと、なんと「長靴をはいた猫」の絵本!パパは単に黒猫の表情がいいからって買ってきたらしいんだけれどね。


 見よ、なんとりりしい猫であろう!
どんなストーリーか、ママは忘れかけているが。

 王様はパパと同じ体型である。
要は、人間が黒猫にあやつられちゃうけど、
めでたしめでたしって話でしょ。

 昨日は「まさかの発射!」なんてニュースで大騒ぎだったけれど、無事帰国してめでたしめでたし。

 これから年末まで大忙しになりそうだから、ちょっと風邪気味のママは今日はお休みしている。

 週末は間違いなく仕事なので、休める時は休んで備えておかないとって、殊勝なことをパパに言っていたけどさあ。さっきからずっと録画した海外ドラマを消化しているぞ。パパ、猫だけじゃなくてママにもあやつられていないか?

2012年12月8日土曜日

Today's Weather is Perfect for Betty's Shampooing!

 わたしは、サロンでシャンプーなんかしてもらったこともないし、ひげを切ってもらったこともないし、だいたいドライヤーが嫌いなBetty。 

 でも、東向きのリビングは冬は朝日がいっぱい。今日は問答無用でシャンプーされました。ちょっと犬臭いのもママは好きなんだけどね。

朝ごはんの前にシャンプーなんて最低!
朝シャンというものが
ママの若いころ流行ったらしい。
その情熱はどこに行ったのよ、ママ。

 昨日の夕方、散歩に行こうとママがエレベーターに乗った途端、なぜか照明が消えてボタンがつかなくなって、いったん出た途端、地震が起きた。
 久々の恐ろしい揺れに、ちょうど宅急便を受け取っていたご近所さんと、青い制服のお姉さんと、よその家の玄関先でみんなで固まって収まるのを待った。こんなとき誰かいると心強いよね。失礼しました。

 気がつくとエレベーターの扉はぴったり閉じて動いていない。わたしたち、閉じ込められる寸前だったみたい。

 家族にも会社にも被害はなく、みな無事で、ただ、直後に帰宅したAoaoが11階まで階段を登ったのは残念でした。

先週末、大きなおなかのパパと
わたしたちはごろごろ。
パパとお留守番です。

 さて、先週はママはAoaoと長野に帰った。松本で高校卒業30周年記念の同窓会があったのだ。Aoaoはおまけね。

 思えば実に居心地のいい高校で、自分勝手に自由を満喫して過ごしていたので、今風の「空気を読む」なんて考えたこともなかったママ。当然同級生にどう思われていたのかわからず、ちょっと不安だったらしい。

 犬の方が匂いや態度で相手を値踏みして、みごとに群れの中で序列を判断できますよ。何年経ったって忘れませんし。

 でも、みんな同じように老眼が進んでいるとわかって、ご機嫌で帰ってきた。そういうことかしら?

カメラに反射する光を追って、
Emilioがカカカと鳴く。
猫は本当にシャンプーしなくていいのかな。

 今週末、パパは成田から海の向こうへ、Aoaoは吉祥寺で宴会続き。ママは久々に犬猫とのんびりする、はず。

2012年11月15日木曜日

Why Does My Cat Chew on Everything?

 吾輩は、むやみやたらにママに「ダメダメ」って言われるEmilioである。悪いが納得できない。

 正直に言おう。去年より体重が600g増えてしまった。予防接種の時、獣医さんに下腹のお肉を指摘された。デブじゃないけど、むっちり。このまま増え続けてはいけないそうだ。

 ママが心を鬼にして毎食数グラムずつダイエットしたせいか、ますます身のこなしが軽くなった。これはいいことなのか、わるいことなのか。

お散歩して夕ご飯を食べたら
Bettyはうとうと。
Bettyはパピーのころから
おもちゃ以外かじったことがない。
破壊活動に一切興味がないんだ。
はいはい、ご立派ですよ。

 日が沈むころから、吾輩の心はうきうきし始める。ママが録画しておいた海外TVドラマをぼんやり見始める夕食後がピークかな。最近のお気に入りは、ごりごりかじること。

 どうしてうちの猫は何でもかじるんでしょう?って、世界のあちこちの人がネットで質問しているけれど、吾輩はやわらかい木が好きだね。たまらんのだ。

がたんと音がしちゃうからばれちゃうけど
写真立てをひっくり返して
スタンド部分をごりごり
後ろの写真の中のCookieもびっくり!

ごりっぱな伸縮ダイニングテーブルの裏
伸ばした部分を留めるここ!
80年の重みをごりごり。
ママが絶叫している。

この時計
やわらかい木でできている。
どれどれ。ドイツの木ですか?

ぶらんこのお嬢ちゃん
つかまえたと思ったら・・・
ママが追いかけてきた!

なにか?

黒ラブ兄貴Mackのママからもらった
マグネット。通称Mack
男前が尻尾なし。
悪いな。

 ママが仕事で留守番しているから、夜暴れるのかなって思うでしょ。吾輩は日中はたとえママがいても、ひたすら寝ているんです。夕暮れと夜明け、まさに肉食動物の活動時間に燃えるわけ。

 その点、人間と一緒に起きて、一緒にくっついて寝る犬ってやつは、なんというか、軟弱である。うん。

 秋葉原のパン屋さんでみつけた黒猫
これは食べさせてもらえない。
チョコってそんなにまずいのか?

2012年11月12日月曜日

Stage Mother

 わたしは、保護者同伴で毎日散歩しているBetty。いつまでもパパとママのこどものまま。

 家族はわたしの一歩一歩をフォローしてている。このマンションの遊歩道はショーのランウェイみたいなもので、犬たちのステージパパやママが行き交っているっていう感じかな。

今年の酉の市は
会社が港区に移転したので
俵の置型は初めてです。

 さて、楽しみにしていた成人記念写真撮影会が、大笑いの中で終了。いわゆる「前撮り」なのです。
 犬猫とママの仕事とAoaoの弓道一直線のせいで、長野の一族に会えなくなってずいぶん経つ。一週間違いで生まれたいとこ同士のAoaoとShunshunは、来年そろって成人式を迎える。で、この機会にみんなで集まろうということになったわけ。

 今回、おじいちゃん、おばあちゃん、ママの妹、Shunshunが参加した。ふつう男の子は記念写真なんか撮らないらしいけれど、せっかくのお祝いなんだもの。


見事な東京駅にスカイツリー
わずかな時間に長野組は回る回る、撮る撮る。

 ママにはもう1人妹がいる。甥や姪もあと5人いる。全員そろったのはいつだろう。いつか大集合しなくちゃいけないね。

 足の悪いおばあちゃんの移動が楽なように、改築されたパレスホテル東京が会場になった。ちょうどいい広さのホテルだし、会社からも近い。

 みんなが楽しく観光している頃、ママはホテルの美容室で、Aoaoの着付けヘアメイクの立ち会いをすることに。スタッフにまるまるお願いしてお茶でも飲んでいようかなと夢見ていたのだが、ポイントポイントで「お母さま」が確認しなくてはいけないらしい。

おじいちゃんが会社に贈ってくれた
神棚もチェック。

 あいにく、ママはまったく和装というものがわかりません。すべて他人任せでした。
 ただ、世の中には着物にうるさい人々もいて、おかしな着物や着方にはかなり辛辣ということを、身内の冠婚葬祭の度に感じていた。だから、すごく怖いみたい。小心者ですしね。

 生まれて初めて着物のしつけを取って、移動用の着物バッグに詰め込むだけでも、肩がばんばん凝るほどの緊張をしたんだって。(帰宅後、風を通して畳む時なんか、おばあちゃんの丁寧な説明だけでは不安で不安で、ネットで確認してました。)

 和服は、日本人が昔からみんなごく普通に着ていたのだから、想像を絶する仕組みになっているはずがないと念じつつ、なんとか収めました。ママ、やればやれるものですね。

Aoaoが選んだ深紅の振袖。
洋服ではセンスが合わずケンカするのに
親子で意見が即一致した着物。
残念ながらわたしもEmilioも近寄れません。

 バレエの発表会の時も、毎回こんな風に荷物をそろえて子どもの後をついて回ったなあ、と懐かしくなったママ。正直いろいろ大変だったけれど、成長してまったく娘に関われないのも寂しい。ひさびさの人間のステージママ気分もいいものです。

 犬の初めてのお散歩もお出かけもそんな感じでしょ?ドッグランデビューに犬を連れてきた方々は、まさにそう。うれしくて心配で誇らしくて、もう、どきどき。周りの視線も気になるしね。

 猫にはステージが外向けにないので、永遠の新生児ってところかな。世界が「この家」でしかなくて、世界にいるのは「家族だけ」に近いなんて、ものすごく哲学的ですな。

20歳の足元。
「ご子息様」と呼ばれて緊張していたShunshunは
なぜか黒白市松模様の靴下だった。

 カメラマンさんに乗せられて、大笑いしながらにぎやかに撮影が終わり、大満足の食事会の後、解散となりました。今回はみんなに我が家に来てもらえなかったので、ちょっと残念。

 ずいぶん前、わたしとCookieも、家族一緒にパパの知り合いのカメラマンさんに撮影してもらったよね。あの時もみんなよく笑っていたなあ。懐かしいよ。ね、Cookie

2012年10月21日日曜日

Strong legs

 吾輩は、身長に比例しての跳躍力なら、犬たちをはるかにしのぐEmilioである。助走なんぞいらないから。吾輩の後ろ足の筋肉はすばらしい!とママが言う。Bettyのジャンプ力も実証済みなのだが、悪いな、格が違うぞ。


段ボール爪とぎ1号が壊れたので
コストコの新作爪とぎを買ってもらった。
ごめん、ママ、興味ない。

 週末、ダイニングテーブルと椅子が届いた。以前のセットがふと気がついたら、我が家の荒波にもまれ続けて、塗装も剥げ、椅子の革もぼろぼろ剥げ、哀れな姿になっていたからだ。数々の痕跡が示すように、Aoaoにも代々の犬猫たちにも責任がある。


吾輩はこの新しくて古い
ダイニングセットの方が気に入った。
なんだかゴチャゴチャしていて
テーブルクロスの陰がわくわくする。

 実は最近、人生のたそがれとはなんと大変なのかなんて、深く深く考えねばならないことが、やはり我が家にも訪れた。自分たちの老後を考えるいい機会でもあるけれど、やはり重い重い高齢化社会ではある。

 そんな時だから、今度買い換えたらきっと人生最後のダイニングセットになるであろうと、パパとママはあれこれ考えた。結局、アンティーク家具の店でドローリーフテーブルと彫刻の入った椅子に決めたんだ。

ベティは設置中スタッフさんに吠え続けていた。
もちろんクレートの中でね。
吾輩はドッグバッグの中から
興味津々で作業を見守っていた。
吾輩は隠れたりなんかしない。
猫の方が度胸があるかもしれない。

 16~17世紀に流行った形で、1930年代にリバイバルして作られたものだとか。パパとママがおじいさんとおばあさんになる頃、アンティークと呼ばれるのにやっとふさわしくなる。


ブルボーズレッグ、パイナップルレッグとも言われる
16~17世紀の脚の様式。
最下部は動物の足をイメージしているという説も。
もっとにぎやかな彫刻のものは
パパが拒否した。
ちょっとママは物足りない。


 もちろん状況に合わせて天板が伸縮するのもいい。古い家具の持つ雰囲気も悪くない。しかし、一番の決め手は太い脚だった。今どきの家具のスーッとした細い脚が面白くないんだって。
 
 
気の毒なBetty。
もうテーブルの下に入れない。
やたらに入り組んでいる。
これは愉快、愉快。

 お店のスタッフが自ら丁寧に運んできてくれて、天板の組み立て方、手入れの仕方を教えてくれた。ウレタン塗装ではないので傷も水染みもつきやすいから、正直手がかかる。でも、手入れしながら直しながら、ずっとずっと使える。
 「このテーブルは呼吸していますからね。」そう言われちゃうと、80年生きてきた家具を粗末に扱えないよね。

 大事にしますから、どうぞアンティークになるまで、この家族を見守ってください。

 涼しくなって風邪気味のママ。
ソファで寝ています。
早くも電気ひざ掛けが登場。
脚の間に猫と犬が入ってぎゅうぎゅうです。
ダイニングはこたつの方がよかったのかも・・・。

2012年10月13日土曜日

Beautiful Saturdy

 わたしはママと一晩ぐっすり寝て、起きて散歩して食べて、また昼寝しながら、ママを待っているBetty 。

 リーグ戦の終わったAoaoが珍しく土曜日に家にいるので、ママは暗くなるまで働いてきた。この素晴らしく気持ちのいい秋の休日にね。

Aoaoのお部屋でみんなでお昼寝。
Aoaoも果てしなく寝ている秋の一日。

 年と共に集中力が欠けつつあるママは、ややこしい仕事は社員のいない休日のオフィスで一気に片付けたい。一昔前、テレビを見ながら本を読んでいた(ついでに何かを食べていた)マルチなママはどこに行ったんだ。

 ややこしい仕事は調子よくママに任せてしまうパパは、車で送迎して、会社の近所の床屋さんに行って、お弁当を買って、ママのご機嫌を取りつつ、秋の休日モードである。

 アルバイトさんが
カービングしてくれたパンプキン。
受付でお出迎えしてくれる。

 明日もパパがちょっと楽しいお出かけなのに、ママはお家でデータの整理らしい。いいのかな、パパ。きっと高くつくよ。来月はママのお誕生日、その次はクリスマス。

2012年10月12日金曜日

To Be Antique

 吾輩は、夜中にドアノブにぶら下がって遊ぶから、誰も一緒に寝てくれないEmilioである。がちゃがちゃってそんなにうるさいですか?

Bettyは夜熟睡する。
昼間、吾輩にからかわれると
うるさいうるさいって吠えるから
疲れるんだろ。やーいやーい。
喉元噛まれても怖くないもんね。
よだれがつくのはちょっとなあ。

 これから寒くなるから、みんなでくっついて寝たらいいのにって人間は妄想するけど、吾輩には余計なお世話である。

 さて、いつの間にか月次報告ブログになっているけれど、体力気力の足りないママには仕方がない。

吾輩はパリの街が似合うんじゃないか?
このカフェの裏なんかで遊んでみたい。

 9月、パパが、一泊して会議してとんぼ返りなんていう、年甲斐もなく慌ただしいパリ出張をした。その頃ママは、パパはきっとまた空港でスカーフを買うだろうとふんでいた。忙しいのにおみやげなんかいらないからと言われても、パパにはバブル期以来のお約束なんだ。

これらはAoaoの生まれる前のもの
白地や淡い色は使いやすいけれど
汚れが目立つからクリーニングし続けてきた。

 そこで、新作が来るのなら、と、20年以上前にパパがプレゼントした最古のエルメスのスカーフ2枚を手洗いしてみた。一度挑戦してみたかったんですね。

奥の桐ダンスは、きっと後数年でアンティーク。
100年越えなくちゃそう呼べないのだとか。
明治後期から大正初期のものだからね。
パパのおじいちゃんのママの嫁入り道具です。
吾輩が爪をとがないよう、この部屋には入れない。

 「エルメス」「スカーフ」「手洗い」でネットを検索。珍しくまじめに手順通り取り組んでいた。吾輩はもちろん閉じ込められていたぞ。時間との勝負なので、全身全霊で集中しなくてはいけないそうだ。
 きれいにアイロン掛けして陰干しで終了。確かに、あの新品の張りは戻らない。しかし、いい香りです。いい気分です。色落ちはほとんどありませんでした。

吾輩は布きれより
AMAZONの段ボール箱の
開けるところのビリビリ
これを引きずってひとり遊びします。

 
お互い使いたいおもちゃが違うので
ケンカにはならない。
吾輩が夢中で遊んでいると
Bettyも自分のおもちゃをくわえてくる。
何をしたいんだ、姉さん。

 ママは経年変化したものが好きらしい。くたくたした風合いのスカーフは吾輩も気持ちいいぞ。

 お約束のスカーフも来た。Aoaoはブレスレットをおみやげにもらったが、荒れ果てたAoao御殿の闇の中に沈んだ。片付けろよ、人間なんだから。

 そもそもパパは古いものが嫌い。アンティークショップなんか気味が悪いとか、汚いとか、ママのウィンドウショッピングにつきあうのも嫌がっていた。そのパパが、ママとこの前衝動買いした古~いものが来週届くそうだ。パパがこれいいねって珍しく賛同したので、ママが即決したんだ。なんだ、それ?

これも古い。
平日のお昼過ぎ、カメラを構える中高年でいっぱいの東京駅。

干支の動物たちがいる。
ママのおじいちゃんは来月この写真を撮りに上京する。
本当は着物姿のAoaoと
一緒に写真を撮ってもらうのがメインのはずだけど。

2012年9月3日月曜日

Happy Birthday!

 わたしは誠心誠意家族を愛しているBetty。家族という群れのなかでこそ幸せに暮らせる。


 Aoaoは合宿で長野へ。
荷造りのバッグに入ろうとするEmilio。

 その点、Emilioは微妙だ。人間たちやわたしの後を追って鳴き続けるかわいいところもあるけれど、基本的にうまく立ち回って自分のしたいことだけをする。うーん、最近ママは猫に似てきたかもしれない。


そうか?
吾輩なりに家族を愛しているぞ。
ちょっと調子がいいだけである。
ね、ママ。

 パパのお誕生日プレゼントとしてママが買ってきたのは、噂の「目元エステ」。先週は駅の構内から電車の中から広告でいっぱいだったから、ご存じの方も多いでしょう。老眼のせいか目が疲れて、年齢のせいか目元がしわしわのママには、まさに神の啓示であった。

 ママはずっと気になっていた。でも、以前スチーマーナノケアも買ってしまったし、無駄遣いのような気もするし、でも、欲しい。「大義名分があればいいじゃないの」ということになって、思いをとげたわけです。確かにパパも目が疲れるとぼやいていたし。時々だけど。


パパが衝動買いしたソーダストリーム
近所のLOFTでもガスボンベの交換ができた。

人間だけお買いものなんてずるい。
わたしは、やわらかい豚のぬいぐるみを。
ものすごーく気に入った。
わたしがはしゃいでいる間に
Emilioが盗み出したものは?

 発売2日目の日曜日、有楽町の大型家電店では「在庫なし」でお取り寄せ中になっていた。ほーら、ときめいていたのはママだけじゃなかった。結局ご近所で調達。
 充電後、一応一番はパパに。「温かいぞ?」という感想。それだけなんでしょうか?50歳のお誕生日プレゼントだぞ?


ダメでしょ!
Emilioは猫じゃらしを買ってもらったのに
新品の食器洗い用スポンジの方が好き。
なぜか使用前のものを盗み出す。
洗剤がつくともう興味なし。

 先日、「糖質制限ダイエットを真面目にやりすぎてはいけない」という新聞記事を見て、パパはわが意を得たりと大喜びである。かなりいい加減にやって現在4kg減少。会社の近所の内科で定期的に健康チェックしてもらってもいる。病気ではないが予備軍である、という今の状態から脱出すべく、地道な努力が珍しく続いている。


パパです。ママではありません。
あまりビジュアルとして美しくないので
小さくしておきましょう。

 さて、ママが目に当ててるとEmilioは近寄らない。確かに不気味かも。満を持して試した感想は、まぶたが3枚くらい積み重なったようで重苦しかったのが、1.5枚ぐらいに軽ーくなったらしい。
 しわは?ねえ、しわは?老眼だからもともとよく見えないなんて、答えになってないんじゃないの??しっとりしたのは確か。からからに乾燥する冬が楽しみですねえ。


わたしはお昼寝中です。
うちの家族はへんてこですが
わたしの寝相もへんかも。

2012年8月17日金曜日

Our Househusband

 吾輩は、ママの足にだけ頭をこすりつけて甘えるEmilioである。ママは吾輩の気持ちが目と耳でよくわかるという。

 パパは「吾輩が何を考えているかわからない」と言って、むやみに猫かわいがりするばかり。Aoaoときたら、何を考えてあんなに荒っぽい扱いをするのか、吾輩にはまったくわからない。近寄られると戦闘態勢になっちゃうよ。まあ、刺激的で面白いけどね。

最近、マッサージチェアでお昼寝している。
パパもAoaoもむやみに邪魔しないでほしい。

 今週、パパが夏休みをとった。ところが、Aoaoは夏休みのアルバイトの交代要員として、ママは一日中食べることばかり言ってるパパから逃げるために、2人で意気揚々と会社に向かったんだ。つまりパパが専業主夫になったわけ。

 朝、2人を駅まで送り、掃除、犬猫の世話、散歩、洗車、ゴルフの練習、レンタルビデオにCD、読書、買い物、洗濯物を取り入れて、そして駅まで2人をお迎え。妻と子に仕事をさせて、実にゴージャスな休日である。

パパは、食欲におとらぬ物欲の持ち主。
パパの夏休みの買い物は
炭酸水メーカー Soda Stream

なんでもソーダで割って飲み始めた一家。
炭酸をきつくしすぎると
ママは唇が痛くなるって。

お休みの社員が多くて、どこかのんきなこのシーズンのオフィスはなかなかいい。電車もすいているし、電話も少ない。かなり集中して働ける。

 糖質たっぷりのランチなんかゆっくり楽しめるしね。「バル吉」のランチにAoao大感激。ママは「虎ノ門パスタ」の冷製スパゲッティが好き。ダイエットにはまっているパパと一緒じゃ食べられないから。


Bettyは目の周りの皮膚が
最近すこしおかしい。
乾燥して、ほんのすこし痒いのかも。
ちょっと毛が薄くなっている。
気にもしていないし、ひどくもならないけれど、
すっきりしないので、ママの帰宅後、動物病院へ。
(パパは説明するのも質問するのも苦手。)
抗生物質を飲んで炎症が治まるか様子をみる。

 交替に今日はママのお休み。吾輩たちとごろごろしている。この前はスチームクリーナーで掃除しすぎて、休みになっていなかったからね。吾輩たちのために洗剤をあまり使いたくないママにとって、これは実に便利。でも、掃除を始めたら止まらない。困ったママだ。

ママの夏休みの買い物。地味である。
使用中は吾輩は隔離される。
Bettyは遠くに逃げている。