2012年2月10日金曜日

Betty's Periodic Dental Checkup

吾輩は人間と共生するがために、けっこう大切なものを失ってしまったEmilioである。

 病院の先生も「なかなか立派な!」とほめてくださった、「さくらんぼ」みたいなものが、「梅干し」みたいになってきて、わずか1週間でしわくちゃになってしまった。
 意外にもママが「かわいそうな姿になって」と同情してくれる。パパは患部を見る気がしないらしい。そうだろ、そうだろ。スプレーもする気が失せた。まあ、それが吾輩の運命なんだ。

せめてもの腹いせに
ママの仕事の邪魔をしてやる。
あまり被害が出ないのは
吾輩の身のこなしが優雅なためだ。
ふん。

 さて、今度はBettyの歯の定期検診だ。3か月前の手術がうまくいっているか、レントゲンを撮って確認する。ごくごく軽い麻酔を使うので、朝ごはん抜きでフジタ動物病院に行かなくてはならない。

この3か月、ママは
治療した歯が心配で
過保護そのものだった。
いい迷惑だろ、Betty。

 実はママの妹の家のM・ダックスのSaku(4か月)も、いずれ去勢手術を受ける予定。このいい年をした姉妹のおかしなところは、処置そのものより、当日の朝ごはんを抜くのが心配だって相談していること。まあ、多頭飼いならではの戸惑いなんだけど。

 だって、「手術だから食べちゃいけないの。おまえだけ我慢してね。」なんて言われても、横でがつがつ食べられたんじゃ、とても理解できませーん。

 
今朝はBettyが散歩に行っている隙に
吾輩のごはんが支給された。
先週の吾輩の手術の時は、
廊下で隠れてBettyにごはんをあげていた。
ママ、ご苦労さん。

 そういうわけで、空腹でものすごく悲しいまなざしをしたBettyを連れて、パパとママは小一時間かけて病院へ。

 小心者のBettyは、待合室でママにしがみついて笑われたんだって。こちらの病院は、スタッフの方も先生方も明るい雰囲気で、緊張している患蓄と飼い主にとてもやさしい。

お姉ちゃんに甘えてたい年頃。
おひさまを浴びて
Bettyがとっても温かい。

 血液検査の結果が問題ないので、ごく軽い麻酔をしてレントゲンを。30分ほどで処置が終わるそうなので、パパとママは近くにあるインターネットが使えて、漫画や雑誌が読める大きなカフェに。
 こういう店に初めて入った2人は感心することしきり。もっとダーティなイメージを持っていたらしい。30分読み放題飲み放題で、1人200円って驚き。

ああ、吾輩ずり落ちるかも・・・。
ちょっと、Betty、助けて!

 結果は良好。歯磨きをもう少しがんばって、また3か月後に検査を。15分あれば醒めるという麻酔の影響はほとんどなく、早く帰ろうと飛びつくBettyを押さえつつ、先生のお話を聞かなくちゃいけないママは大変だ。

 待合室で25歳の猫に会ったそうだ。数か月前まで病気知らずだったって。ふつうなら吾輩以外の猫には襲いかかるBettyも、かごから顔を出している大御所の猫を見ないふりをしていた。一見、ごくごく普通の猫。さて、猫の年齢はどこに出るのか、うちのママにはまだ未知の世界らしい。

 
Aoaoの新しい矢。
この羽は本物の鳥の羽。
これで試合出場を目指して
春合宿の練習に臨むんだって。
パパが試合に応援に行きたいって言って
あっさり断られていた。
まあ、そうだろうな。

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