わたしは、独りぼっちになったことがあまりないBetty。生まれてからずっと、たいていそばに人や犬や猫がいた。今日はひさびさにひとりっこ状態。なぜならEmilioが去勢手術のために病院に行っているから。
本当なら去年の12月初旬に済ませる予定だったのに、ママの突然の仕事開始で、惜しくものびのびになっていた。今、9か月のEmilio。まさに青春まっさかりで、暮れあたりからスプレーと呼ばれる行動を始めた。
要は「俺様、俺様」っておしっこで自己アピールするわけ。犬のマーキングより、おしっこに勢いがあるので「スプレー」というのかな。「じょー」って音がしますよ。
みんなが座る椅子の上のムートンが
最初のターゲットだった。
猫には猫でカバーすると・・・
しないっていうのはなんなの?
床にもらしてしまうんじゃなくて、どうも選んでかけているみたい。みんなの椅子、Aoaoのふとんの端っこ、パパのふとんのまん真ん中。この位置の違いは?
数日に一回ぐらいやらかしちゃうんだけれど、ほんのわずかな量なのに、その臭いこと。Emilioのおしっこは、この1か月で猛烈な匂いに変わってしまった。猫一族はここまで臭くしないと、匂いをかぎ分けられないんだろうか。ふん。低級な。
なぜか狙われるマッサージチェア。
とにかくなにかで覆わないと!
先日洗濯機が一時故障したのだけれど、そういう時に限って隙ができるんでしょうね、やってくれました。はい、パパとママはコインランドリーに通いましたよ。
本来なら忙しさもあってブチ切れそうなママだけれど、あまり怒らないのが不思議。まあ、手のひらに乗る位だった子猫が、よくもここまで育って、つかの間の青春を楽しんでいるのだと思えば、よしよしって感じなのでしょう。
わたしのドッグベッドはもちろん
ケージも狙われるけれど、
下に何も敷いていないとスルー。
感触まで選ぶわけ???
それでも、本能に導かれて、発情期の雌猫を追いかけて脱走しないとも限らないし、もしも脱走してしまったら帰ってこれないだろうし、とても野良猫世界で生存できるとは思えない。
やはりEmilioも21世紀の家猫らしく手術を受けることとなった。ママは仕事をやっとひと段落させて、数日「去勢休暇」を取った。パパはこの表現が恐ろしくて、会社のみんなに言えない。男って弱いねえ。
手術自体は簡単で傷跡も縫わないのだとか。それでも一泊して経過を診ていただくので、全くの箱入り息子Emilioがどんなに機嫌が悪くなって帰ってくるのか、そっちの方がはらはらどきどきらしい。
当然朝ごはんは抜きです。
まったく納得できないEmilioは
みんなのお皿をなめています。
いつもなら無視するパンくずを探して。
ちょっとクリームチーズのついていた
バターナイフもなめつくしました。
いいのか?
さあ、今頃手術が終わっている頃。目が覚めたかな?シャーシャー怒っているんだろうなあ。ネットに入れられて過ごすらしいけれど、いい子にしていないと、傷口に障るからね。
ねえ、Emilio、わたしは、やっぱり猫でも一緒にいてくれたほうがいいんだけど。早く帰っておいで。
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