2012年3月22日木曜日

Kyoto Holiday

 わたしはパパとEmilioとしんみり留守番していたBetty。風邪気味のパパを残して、ママとAoaoは京都にさっさと行ってしまった。

中学の修学旅行で見たはずの金閣寺。
いっさい記憶がないママ。
いきなりすぐそこに、ピカピカして立っているので
正直、拍子抜け。

 よりによって出発前日に、またもやノロウィルスの疑いがあったパパではあるが、「違う。食べすぎ。」というママの診断はお医者様より正しく、もしくは足を引っ張られてなるものかというママの気合のためか、一日食事をセーブしたら治っていた。

 
Aoaoの学校は中学で東北、
高校で広島&長崎なので
初めての古都京都。
 
 そりゃそうでしょ。わたしがこの家に来て以来、Cookie、DennyとEmilioとの別れや出会いやいろいろ続いて、Aoaoの受験にママの仕事、とても旅行するふんぎりがつかなかったママ。

 ちなみにパパは仕事、Aoaoは学校がらみで、あちらこちら海外まで出歩いています。犬猫番はいつもママでした。今回は当然パパが当番ってわけ。

銀閣寺でしか販売していない松栄堂のお線香。
この香りが我が家ではたいへん好評で
半分はこれを買いに来たのです。


 たった一泊しか時間がとれない忙しい2人は早朝の新幹線に乗って、一路京都へ。新幹線のちょっといい席と、ちょっといいホテルはパパからのプレゼントです。

どんなに混んでいようとも
清水寺には行かないと。
どうしてかよくわからないけど。
 
 駅にホテルのカウンターがあって、荷物をホテルまで運んでくれるので、実に楽。バスの一日乗車券を買って、ガイドブックの通りに路線を選んで、回る回る。以外に簡単。金閣寺銀閣寺清水寺八坂神社祇園。祇園からホテルまでタクシーでワンメーター。

 
まったく春の気配がない。
さくらの時期ならもっと混んでいたかしら。

めったにしない食べ歩きをしてみました。
 ママはお好み焼きがきらいだけれど
これはおいしかった。
しば漬けとエビ、ちくわが入った
おだしが効いた小さなお焼き。

 お団子もいきます!
京都にも赤いリュックで参上。


 やたらにぎわっている地主神社で
ご利益がすごくありそうなお札を会社に。

 
ころんじゃいけない坂の途中で。
猫関係の雑貨ってすごく多い。
招き猫なんかはそこらじゅうに。

 ちょうどこの日は東山のライトアップの最終日。八坂神社や祇園まで町中がやわらかい明りで照らされていた。ホテルのシャトルバスで夕暮れの祇園にもう一度出発。

 
北政所ねねのお寺、高台院も夜遅くまで公開。

 古都のアートです。

 舞妓さんの奉納舞。
ぐるりと世界中からの観光客が
とりまく八坂神社の舞台。

 花は咲いていないけれど
花粉はぎょうさん飛んでいた京都。
夜、ママの花粉症が爆発を始めた。
機嫌が悪くなったママとAoaoが
口げんかをしながら夕ご飯を食べたのは
祇園 花見小路。


翌日は今回の目的のお買い物。できあがって届けられる2ヶ月後がすごく楽しみ。でも、Emilioは絶対に見せてもらえない。お前は危険生命体だ。


 この朝、ママの花粉症はピークに達していた。見るも無残な姿で、懸命に選びに選んでいたママはえらい。万全な状態だったら、さらに選びに選んで時間がかかっていたかも。


 パパはすぐ決めたがる。20年以上前、ママはパパに婚約指輪をすぐ決められたのがいまだに許せない。一生に一度のはずなのだから、もっとじっくり選びたかったそうだ。


 だからパパは留守番。なるほど。
 


五芒星ってどうしても
冗談みたいに感じてしまう。

 Aoaoが大満足の買い物をすませて、歩いてすぐの清明神社へ。オタク心をいたく刺激する安倍清明であります。 

 
厄除けの桃
後厄のAoaoはよくよくなぜないと。

 ここが噂のパワースポット。

教王護国の寺って言葉の響きがいい。
以前「空海と密教美術展」で見た
仏像がちゃんと並んでいた。

 最後の最後に訪ねた東寺では、弘法さんの市が催されていたけれど、さすがに疲れ果てていた2人は、ぼんやり通り過ぎたらしい。ふだんの好奇心いっぱいのママからは想像できませんね。

 帰りの新幹線は熟睡。東京駅に着くのが惜しいほど。待っているのは待ったなしのあわただしい日常です。つまり犬猫パパなのです。おかえり、ママ。またお世話になります。

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