2012年3月11日日曜日

The Rookie Tournament

 吾輩は、おととい1.5倍の量の大きい方をいたしたEmilioである。ほんの少し柔らかくて黄色い部分もあったが、おおむね良好な、いつもの出し物であった。
 ママはほっとして、吾輩のごはんをいつもの量に戻してくれた。胃腸を酷使しないよう、ごはんが減らされて支給されたので、実に不愉快な一晩だったのだ。

電気ひざ掛けをかけたママに
寄り添う黒い我等。
春はどこに行ったんだ。
寒い寒い土曜日。

 Bettyのマラセチア耳も、わずか一週間でずいぶん回復したようだ。病院で診てもらうと、奥底にもほんの少ししか耳垢がない。それも薄い色だ。来週最後のチェックを受けたら、きっとお終いじゃないかな。

 ようやく陽射しが戻った日曜日、Aoaoの新人戦が始まった。出場しますぞ、吾輩の姉上は!そのため昨日小雨の中持ち帰ったのは、長い長い弓と矢筒。

 この弓だけでも目立つ。
見知らぬご老体に
「自分も昔、弓道をやっていた」と
話しかけられたりする。

 なんと試合当日は、道着と袴を着用して、弓矢を持って、試合会場となる遠くの大学に向かう。正直かなり遠い。電車の乗り換えも多い。

 当然というか、嘆かわしいというか、パパは会場まで乗り換えなしで一本で行ける路線の駅まで車で送って行くことに。直接車で向かって、道が混んでいて遅刻するのは許されないからね。

 足元はなぜかティンバーランドのアウトドアな靴
ハーフコートと赤いリュックで出動。
で、車に入るのかい?その弓??

 そしてさらにお笑いなことには、デパートが近くにある駅が選ばれ、ママとパパはぶらぶらしてお昼ご飯を食べるらしい。Aoaoは帰りに弓を大学に置いてくるんだって。袴はそのままで。

 まあ、いいさ。吾輩たちはお昼寝しているよ。最近夜はママと寝ているから(吾輩が本当に寝ているかどうかは、別の問題だけど)、そんなに暇ってわけでもないんだ。


 今日は日本中が厳しい節目の日だ。我が家もこの一年、いろいろなことがあって、一年前とずいぶん違う日々が流れている。本当に何が起こるかわからないのが、世の中なんだよね。


 明日に対してはだれだってルーキーなんだから、とにかく進んでいくしかない。そうだ、狙え!Aoao!吾輩もうまいものを狙う!!
 

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