吾輩は、とにもかくにも紐が大好きなEmilioである。昔ご先祖様は、リビアの砂漠でガラガラヘビでも捕獲していたのかもしれない。
紐さえあれば勝手に飛び跳ねてひっくり返って
ひたすら遊ぶ、夢中で遊ぶ。
こういうおもちゃもいいけれど、
スニーカーの紐で十分。
最近Bettyがすごくうらやましそうに見ている。でもあんな頼りない紐のどこが楽しいのか、理解できずあきれている。姉さん、退屈なのですな。
ご近所のパピーが晴れて散歩に登場し、Bettyが遊び相手をするのは秋になるかもしれない。それまで、仕方がない、吾輩がお相手つかまつろう。
不思議でしょうが、飽きないのです。
紐は奥が深いんです。
ママが紐をBettyのおもちゃにつないでみた。ひっぱりっこが犬の遊び。なぶり殺しが猫の狩猟。ちょっと違うんだけどね。
さてと、始めますか。
姉さん、すばやく動かしてくださいな。
あれ、尻尾の形、本当に似てますね。
あれ、尻尾の形、本当に似てますね。
いいですよ、そのままちょこちょこ動いてください。
姉さんの尻尾、興奮すると毛がふくらみますか?
姉さんの尻尾、興奮すると毛がふくらみますか?
結論から言うと、Bettyの求めているものは、力と力のぶつかり合いみたいな、熱い熱い引っ張りっこなんですな。吾輩がちょろちょろ絡みつくのをみていると、馬鹿馬鹿しくなっちゃうらしい。
おおっ、いい引きです!
やめないでください。
もっとお願いします、姉さん。
Bettyは、お散歩仲間でも気の優しい、すぐお腹を出すような犬は、いくら遊びを誘われても無視する。つまり手ごたえのない遊びは、時間の無駄だと思うらしい。吾輩じゃまだだめですかね。
さて、人間たちはやっぱりテレビが好きだ。
最近パパはなぜか韓国ドラマを見ている。ママは時代物が好きなんだけど、パパはちょっと違う。「お嬢様をお願い」とか、「製パン王キム・タック」とか、録画したものをどきどきして観ている。あんまり夢中で恥ずかしいってママが言っていた。そうかも。
ドッグバッグから出るとまずBettyの側へ。
自分から並んでみました。
ママはNHKのBSの「地球テレビ エル・ムンド」とか「J-POP 青春の80’」とかの、やたらにゆるい番組がお気に入り。秋からまた始まる、火野正平の「にっぽん縦断こころ旅」がまたまたゆるい。リビングの緊張感がほぐれるので、吾輩もリラックスできる。
Aoaoはあいかわらず海外ドラマが好きなのであるが、仲間内では極めて少数派らしい。「NIKITA」「HAWAII FIVE-O」「Lie to me」「glee」、血なまぐさいか、踊って歌っているか、かなりにぎやかな選択である。お願いだから、興奮して叫ぶのはやめてください。
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