2011年9月22日木曜日

A Stormy Evening

 吾輩は、窓ガラスに叩きつけられる雨にみとれていたEmilioである。網戸が徐々に動いていくほどの風は久しぶりらしい。

 台風の接近に合わせたわけではないけれど、昨日はパパは家でのんびりしていた。

ソニープラザでパパが衝動買いした
スノードーム・ハロウィンバージョン。
電池が入っていて、ライトの色が変わっていく。
ハロウィンは黒猫だらけで、
パパには目の毒だ。

 そこで、吾輩の予防接種2回目にもつき合ってもらった。前回は接種後すごく眠くなったけれど、今回はまったく平気。食欲も旺盛である。嵐の中、急変して病院に向かう、なんていう恐怖のストーリーは避けられそう。
 でも副医院長先生が、「今日は暴れないよう安静にしていてください。」っておっしゃったので、ドッグバッグに収容されたままだ。不愉快である。ママは人の話なんか聞かないくせに、犬猫に関しては真面目だ。

 ともかく、今年のワクチンプログラムはこれで完了。後は年末に去勢手術に臨むらしい。吾輩なりに立派なものがあるのに、取られちゃうんだって。「取る」って、いったい、どういうことなんだ!

嵐の夜、悪魔のしもべの黒猫が笑う。
しかし、吾輩の血族は
どこで嵐をしのいでいるんだろう。

 Aoaoも、部活の後のB級グルメ探検をあきらめて、さっさと帰ってきた。久々に家族そろって、嵐の夕べを迎えることに。
 天気予報どおり夕方には、マンション11階角部屋の我が家に、ベランダの植木鉢もなぎ倒されそうな強風がぶつかってきた。実はね、このマンション、強風ですこーし揺れるんだよ。

朝起きたら、真下の公園の木が倒れていた。
だれも怪我がなかったのかな。

 こんな時に様子を見ながらベランダの整備をするのはママの仕事。パパに頼むのは無理である。
 なぜなら、まず非常時に備えようという発想がない。しかも紐がきっちり結べない。(こういう少年はボーイススカウトに入るべきであった。)眼鏡が雨で曇ると「見えない!」と、すぐ逃げ腰になる。諦めがよすぎる。
 びしょぬれになったママの背中越しに、「俺は後ろで指示をする宿命の男だ」と言っている。パパ、それ、違う。そんなことは新入りの猫でも知っているぞ。

台風の去った朝。
秋の風が気持ちいい。
ママはもうエアコンを使いたくないって。


 今回の台風も暴れ放題だった。電車が動かなくなった首都圏のニュースを見て、長野の一族が心配して連絡をしてきた。大丈夫、魔力を持つ猫の吾輩が、いまではけっこう成長して、この一家を守っているから、ということにしておいてくれたまえ。

きのうはまったく平気だったけれど、
今日の午前中はやけに眠い。
きのう、出せ出せ、食わせろ食わせろって
抗議活動をしすぎたせいかな。
体重2.6kg、順調すぎる成長。

わたしは昼間はよく寝る。
きのうはお昼ごろ、晴れ間に
散歩に行けてよかった。
外でおトイレする必要はないけれど、
気分転換に散歩はしたいのが、乙女心。

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