2011年8月9日火曜日

Our Little Somersault Dog

 吾輩は柔軟性とジャンプ力に自信のある猫Emilioである。ところが家のBettyは、人間に甘える時でんぐり反しをする。いわゆる前転です。赤ん坊の頃は見事に決まったが、大きくなるとさすがに途中でもたつくんだな。ぎゅーっと目がつれて、そこまで真剣にならなくてもいいんじゃないかと心配になる頃、ごろん、と一回転する。


 ところが昨日の朝、ママが目覚めると同時にベッドの上で1回転するはずが、なぜか前足で激しく目をこすったんだ。人間語に翻訳すると「かゆっ!!」って感じに。
 その後も何かの拍子にかゆみが出るらしく、左右どちらも掻こうとする。痛みではないらしく、目の辺りをなぜてあげると落ち着く。


 Bettyは興奮すると白目が血走っちゃうテンションの高い犬なんだが、かゆいのははじめてで、よくよく見ると目の周りが少し、ほんの少し脱毛している気がする。まだ目やにもほとんど出ていないのに、小心者のママは非常事態宣言を発動した。あいかわらず初期過ぎる病気の発見ですね。


黒ラブは地肌もダークなので
皮膚病などの発見がしにくいんだよね。
そうとうひどくならないと赤みが見えないんだもの。
だからって、ママは気にしすぎなんですけど。

 平日の夕方で空いている動物病院で見ていただいた。やはり結膜炎。興奮して一時的に目が血走っちゃうのは仕方がないことだけれど、まぶたの裏側の白目の部分が赤くなってかゆみがあるのは、やはりなにかの感染症と考えた方がいいらしい。


 傷かほこりか、アレルギーか、原因はわからない。うつる病気ではなさそうとのこと。


 ママは猫パンチのせいかしら、猫砂のほこりかしら、と吾輩のせいにして相談している。猫アレルギーじゃないかなんて失礼な。


 挙句の果てに、Bettyはご機嫌になると、どこでもでんぐり返しをするせいじゃないのかしら、と伺ったら、おおいに受けてしまった。本当にこの犬がそんなことするの?って。

ごく弱いステロイド入りの抗生剤
とにかくかゆみを抑えないと
大型犬が掻き壊すパワーはすごいから。
症状が落ち着いたら
すぐ使用をやめるようにって指示をいただいた。

 でんぐり返しをする犬って、珍しい?なかなかビデオに取れないので、You Tubeに投稿できないんだよね。

 ともかく大げさなママは大いに笑われて、薬をいただいて帰ってきた。驚くことに病院で薬を塗ってもらっただけで、かゆみは消えたらしい。せっかちママ、これって初期も初期だったんじゃないの?ほんのり白目に赤みが残っているので、しばらくは薬を続けないと。

 
吾輩の目はでかい。
脳みそと同じくらいだという説がある。
目がでかいのか、脳みそが小さいのか、
諸説分かれるが、とにかく
吾輩と遊んでくれ!出してくれ!

 その間、あまりBettyとは遊べないのがつまらないな。けっこう最近はお互い加減がわかったきたんだけれど。Bettyが吾輩の首をがぶがぶするのも上手になったんだよ。薬が乾くまで待機だなんてやってられない!

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