2011年6月28日火曜日

La tournée du Chat Noir

 吾輩は乳母日傘の過保護猫Emilioである。
 きのうは、先週の猫風邪の経過を診ていただくために、動物病院に連れて行かれた。帰国早々のパパは、病院の駐車場で昼寝をしていたけどね。

これでも拾われた時の6倍近いんだぞ。
大きくなっただろ。

 おかげさまでまったく元気。体重は1kg。この前来た時より100グラム増えている。目やにも鼻水もまったくないねってほめられた。鼻が詰まったような音も消えたでしょ。
 そうそう、離乳食を食べても涙が出なくなったんだ。ほ~ら、ね。

前は探検していると、
ふんふんって鼻息が響いていた。
あれ、鼻づまりだったんだね。

 この際先生に聞いてみようなんて、ママが余計なことを言い出すから長引いたんだ。この子は1週間に1回ぐらいしか大きい方が出ないで育ってきたとか、1回に食べる量が少ないから、相変わらず何回も食事をさせて太らせているとか、ストレスに弱いタイプなんでしょうか、とか、とか。

 確かに拾われた時が小さすぎたから、弱いところもあるかもしれない。心臓の音がちょっとだけ気になるけど、おとなになれば直るかもしれない。不思議な便秘には先生も頭をひねっていたけれど、元気で食欲があって、体重が増えている分には安心なので、様子を見ましょう、だって。(実際、この夜、久々にまた立派なのを出したから、OK、OK。)

大きい方をする前はすごく活発に動く。
猫砂を激しく撒き散らしてから
うーんと排出。
その後、パン粉をつけるみたいに
猫砂にまぶす。
で、臭い。

 いずれにしろ、こちらの病院では子猫の予防接種は3ヵ月過ぎなので、それまでもっと大きくたくましく過保護に育てましょうということで、無事終了。今2ヵ月ぐらいとは言えあんまりにも小さな吾輩だから、予防接種を打ってもらうのが怖かったママは、ほっとした。

Bettyの予防接種の時に一緒でいいってさ。
Betty、一緒に行ける?

 手のかかる子ばかりやってくるのが、この家族らしい。どうなるのか、先は見えない。それでも一緒にいられる時間をすごく楽しいものにしていけばいいやって、最近みんな思えるらしい。
 ふむ、吾輩も混じって家族の時間が流れていくしかないようですな。あきらめた、ママ?

梅雨の晴れ間の午後、昼寝ばっかりのBetty.
吾輩はどこにいるかわかりますかね。
ここ、気に入っているんだな。

 この時代の美術に興味ないパパが、なぜかむこうから買ってきたポスターはあまりにもはまりすぎ。よく知られている作品なんだけど、今の我が家に飾ると不思議な感じ。黒猫(犬も!)ツアーにようこそ!

左の動物病院にはどこかで見たようなのがいるね。
右の黒猫の目つきが吾輩に似ているんだって。
ひげがいい感じだよね。

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